応神天皇の治世
応神天皇の治世になると、日本には多くの渡来人がやってくるようになります。 この時期に渡来したのが秦氏などの渡来系豪族で、 彼らが日本に伝えた技術は、国の発展に大きく貢献することになりました。 そんな応神天皇も年齢を重ねて、次の天皇を指名しなければならなくなります。 候補に挙がったのは、優秀な3人の息子でした。 よ~く考えた結果、応神天皇は3人の内の末っ子を次の天皇に指名しました。

皇子達の皇位継承争い
応神天皇が没すると、優秀な3人の息子の間で争いが起きてしまいます。 長男が天皇の座を欲して、末っ子を抹殺しようとしたのです。 末っ子は次男の協力を得て、宇治川での戦いでなんとか長男を倒します。 これでめでたく末っ子が即位すると思いきや、なんと末っ子は天皇になることを拒みます。 一方の次男も先代の天皇が決めたことだからと拒みます。 二人の譲り合いが何年か続きましたが、最終的に末っ子が亡くなってしまいます。 そんな理由から、次男が応神天皇の跡を継いで天皇に即位します。仁徳天皇の誕生です!

~神話紀行~

応神天皇陵
応神天皇が眠る陵墓です。日本で2番目に大きい前方後円墳で、世界遺産に認定されています。 応神天皇陵に関するページは こちら からどうぞ!

宇治上神社
宇治川の近くに建つ、宇治川での戦いに勝利した二人の皇子と応神天皇を祀る神社です。世界遺産に登録されている神社でもあります。 宇治上神社のホームページは こちら からどうぞ!