古代史を少しリアルに

~古代出雲王国~
王国の痕跡

人々が暮らした街の遺跡

古代出雲王国で暮らしていた人々が暮らしていた街の遺跡は、出雲地域で数多く見つかっています。 その中でも最大級の規模を誇るのが、鳥取県にある妻木晩田むきばんだ遺跡です! むきばんだ
この遺跡は、あの有名な吉野ヶ里遺跡の約7倍の面積もあるんです! この遺跡だけでも、かなりの人口が出雲地域に暮らしていたことがわかります。

他にも、人々が暮らした遺跡には、こんな遺跡も存在しています。

田和山遺跡

~松江市にある田和山遺跡~

頂上を守るように堀が掘られ、麓に集落も見つかっているこの遺跡、頂上にはどうやら祭祀施設があったようです。 古代の神社とも考えられる、かなり貴重な文化財です。 これら二つの遺跡からは、人々が暮らしていた当時の社会像を見ることが出来ます!

まるでピラミッド?な墓

古代王国と言えば、ピラミッドのような大きな墓は欠かせない要素ですよね? この出雲、ピラミッドのような独特の墓が地域一帯で確認できるんです! それがこの墓、四隅突出型よすみとっしゅつがた墳丘墓ふんきゅうぼです!

図①
西谷墳墓群

~出雲市にある出雲王家の谷・西谷墳墓群~

こんな墓が出雲にはたくさん残っています。まさに古代ロマンを感じられる世界ですよね? どうです?出雲って神話だけじゃないでしょ? では次のページでは、なぜ出雲はこのような大規模な集落や墓が築けるほどに、繁栄を遂げたのかを紹介していきましょう!

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